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2021.09.03

排ガス浄化装置DPF,尿素SCRの管理は日常の"たしなみ”

 ディーゼル車のDPF(DPD,DPRも同様)はフィルターの温度が設定通りの温度帯を維持できないとカーボンを除去出来なくなりフィルターの目詰りが発生。フィルターの前後の圧力差大きくなり警告灯を点灯させます。

停車後に再生ボタン(DPRやDPD等のマーク)を長押し強制的にフィルター再生用に燃料を噴射し、またフィルターケース後部のバルブを閉じてフィルター内を高温にしてカーボンを除去し詰りが解消(再生)すると自動で終了。 常温で約15~20分くらいか、しかしこれは健康な状態での事。

インジェクターの噴射の状態、DPFフィルターケースの密封度合い、差圧検出用パイプやセンサーの状態また 燃料の状態(現在スタンドで売られてる軽油は上記の対策済低硫黄型のS50、古い軽油はNG)

取扱い説明書にも年に一度は分解清掃とありますが警告灯が点灯してなくても点検、清掃はタシナミ。

写真は洗浄して再使用できたもの、ダメならリビルト再生品か純正新品、下段の写真は今頃 正月の残ったお餅を焼いてるんじゃない、

尿素液中のトリウレットにより生成されたシアヌル酸が固体化膨張し白く硬い物質が増えSCRフィルター表面を押しつぶしている様子。これは交換です。残念 

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